学校生活

浴衣に学ぶ日本の雅

 6月19日(水)(17:30~19:05)に、4年生を対象として浴衣の着付け講座が行われました。本講座は、浴衣の着付けを通して日本文化を理解すると共に、おもてなしの精神を培うことを目的として毎年行われているものです。講師の方は、日本時代衣装文化保存会(小林豊子きもの学院)よりお越し頂きました。

 生徒たちは、お借りした浴衣一式の中からそれぞれが気に入った色や柄の浴衣を選び、講師の手本を見ながら着付けを体験しました。講座中は、熱心にメモを取りながら節句ついて学ぶ姿や、生徒同士で教え合って浴衣の帯を結ぶ様子などが見られました。講座終了後には、「帯が上がってきて、正しい位置で結ぶのが大変だった」「お辞儀をする際の手の位置や秒数が決まっていることを知れて良かった」「浴衣を買って着てみようと思った」などと感想を述べており、苦戦しながらも日本の伝統に親しむことができたようです。

 本講座での経験を基に、普段よりも暦に注目したり、更に浴衣について学んだりと、日本文化に関心を寄せるきっかけとなると良いですね。