学校生活
《予餞会》希望の門(かど)途(で)、中定から旅立つ旅人へ
2月14日(金)(18:25~20:40)、本校体育館にて、予餞会が行われました。本行事は、4年生の卒業に先立って門出を祝い、はなむけの意を込めて激励する行事です。生徒会役員が企画した学年別の謎解きゲームから始まり、ビンゴ大会、1、4年生の有志メンバーによるバンド演奏、メモリアル映像の上映などが行われました。
4年生の生徒たちは、謎を解くために一丸となり、様々な知識や計算を活用していました。また、メモリアル映像の視聴時には、照れくささを滲ませながらも4年間を振り返り、自身の成長や変化を感じたようです。ステージ上にてスピーチを行った際は、「今まで沢山迷惑をかけてしまったが、それでも側に居てくれる同級生や後輩に恵まれた。とても感謝している。」、「今までは黒い服しか着なかったけれど、こんなに真っ赤な服を着るようになった。それ程、中定での日々は、自分の中で大きな変化があった。」、「生徒会の皆さん、楽しい予餞会を開いてくれてありがとう。白楊祭まであっという間だから、この調子で頑張って欲しい。」などと述べていました。中定での成長や、出会った人々への感謝を伝える姿は、これまでで1番凛々しかったです。
1~3年生の生徒においても、先輩への感謝が感じられる温かな雰囲気でした。また、11月から新体制となった生徒会役員にとっては、始めての生徒会行事です。始めは互いに遠慮がちだった雰囲気も次第に打ち解け、生徒会長を中心に、全校生徒が楽しめる企画を作り上げてくれました。本番も自分の役割を全うしており、生徒会役員としての達成感を得たことと思います。次の生徒会行事にも期待の持てる、とても良い予餞会となりました。
4年生の皆さんが中定に登校するのは、残り2回となりました。予餞会での激励を胸に、素晴らしい卒業式となることを願っています。
《生け花教室》自然を通して日本の美に触れる
12月6日(金)(17:30~19:05)に、4年生を対象として生け花教室が行われました。本教室は、生け花を通じて日本文化を理解すると共に、自然を愛でる心を育むことを目的として毎年行われているものです。講師として、本校の卒業生でもある池坊華道教授の今井憲克様をお招きして日本最古の流派である池坊「華道家元池坊」や生け花の歴史について学んだ後、1人1杯ずつ作品を制作しました。
生徒たちは、3種類の花束(アオモジ・ガーベラ・ルスカス)、(サンゴ水木・ピンポン菊・クジャクヒバ)、(カンガルーポ・カーネーション・ゴット)の中から好きな1束を選び、生け花に挑戦しました。今井先生の実演を見つめる姿は真剣そのもので、「花器と一体化させる」というご指導の下、悩み抜きながら配置していました。同じ種類の花であっても1本1本花の姿や葉の形が異なるため、茎の長さや角度の調整に苦戦したようです。生徒たちからは、「よく観察しながら花の向きやバランスを決めた」、「思っていたより上手くできたので嬉しかった」、「今井先生の手直しで、さらに素敵になったのがすごいと思った」という感想が聞かれました。創意工夫を凝らしながら完成させた作品を誇らしげな表情で披露している生徒もおり、それぞれが考える「美」を表現することができた様子です。どの作品からも作り手の真心が感じられ、趣溢れる出来映えでした。
今回の貴重な体験により、自然と向き合うだけでなく、自分自身とも向き合うことができたのではないでしょうか。
避難所生活をイメージして考える(Do HUG) ~1日防災学校~
11月22日(金)に大地震を想定した避難訓練を含めて、地域住民の方たちも一緒に参加して、災害時の対応について学ぶ「1日防災学校」を実施しました。
これまでは生徒のみの大地震が発生して大津波警報が発せられた想定で、最上階への避難行動の訓練(避難訓練)を行ってきましたが、今年度は地震による避難訓練のあとに、地域住民にも参加してもらい、大地震の際の避難行動について共に考えて災害に備える機会として実施しました。事前に学校周辺の地域住民の方に協力を依頼をして、夜に避難する避難民として参加してもらい、一緒に防災について考えるいい機会としてもらいました。
生徒たちが学校の玄関ホールに避難してきた20名ほどの地域住民の方たちを2階の避難所(体育館)まで誘導して、その後、防災に関する専門家 地域防災マネージャー(内閣府公認)の橋本様より、さまざまな災害時のようすや災害時の対応についてのご講演をしていただき、生徒たちも避難してきた町民の方たちと一緒に真剣に耳を傾けて聞いていました。
そのあとは、生徒たちはグループに分かれて、「避難所運営ゲーム(Do HUG)」に取り組み、さまざまなケースを想定して避難所の運営者・避難する人の両方の立場で、頭を悩ませながら真剣に取り組んでいました。また、一部の町民の方たちも一緒に参加して、「避難所って大変だな、いろんな人が来るから」と言いながら一緒に取り組んでくれました。
「災害は忘れた頃にやってくる」と言われますが、その際に慌てずにこの時間で学んだことを少しでも活かして行動できるようになってもらいたいと思います。
《生徒会役員認証式》新体制の生徒会、始動
11月20日(水)(20:30~)本校体育館にて、生徒会役員認証式を行いました。認証式は、生徒会役員選挙にて信任された7名を改めて紹介すると共に、役員として正式に任命するものです。全校生徒が見守る中、6名の新生徒会役員が登壇しました。
生徒たちは、新生徒会長から順に1名ずつ名前を呼ばれた後に、校長先生より認証状を受け取りました。その立派な立ち姿は、生徒会役員選挙時にも増してとても頼もしい印象でした。校長先生からの激励の言葉を心に留め、これからの活動に向けての決意を新たにしたことと思います。また、新役員を代表して、新生徒会長の皆川さんが「これから1年間、生徒会長として頑張っていきたい。」と挨拶を述べ、全校生徒を真っ直ぐ見据えながら堂々と話す姿は、既に生徒会長としての自覚と責任を感じているようでした。
役員以外の生徒たちは、新生徒会役員に向けて温かな拍手を送っており、役員となった友人、先輩・後輩を祝福する雰囲気に包まれていました。
今回の認証式を機に、これまで行事の準備・運営に携わってきた元生徒会役員の生徒5名に代わって、新体制の生徒会活動が始まります。元生徒会役員の皆さんが築き上げてきた功績を守りつつ、より一層中定を盛り上げてくれることを期待しています。
新進気鋭の新生徒会役員が決定!!《生徒会役員選挙・立会演説会より》
10月23日(水)(20:00~)本校体育館にて、生徒会役員選挙及び立会演説会を実施しました。本行事は、選挙管理委員会の生徒たちが主体となって準備・運営、開票作業を行っている行事です。今年度は、生徒会長に1名、副生徒会長に3名、書記に2名、会計に1名、計7名の立候補者がステージに登壇し、立会演説に臨みました。
全校生徒の注目が集まる中、立候補者たちは、活動への意気込みを熱く述べていました。現役員はもちろんですが、立候補者の皆さんも全校生徒を目前に臆することなく立派な演説をしていました。真剣な眼差しで聴衆側の生徒に訴えかける姿がとても印象的深く、新体制の生徒会に期待のもてる素晴らしい立会演説会でした。
演説終了後には、選挙についての知識や関心を高めてもらおうと、函館市選挙管理委員会より選挙器材(投票箱・記載台)をお借りして、一般の選挙と同様の投票形式で行いました。
生徒たちは、選挙管理委員から投票用紙を受け取り、演説内容を振り返りながら、本番さながらに投票していました。生徒からは、「思っていたよりも、本物の投票箱が大きくて驚いた」「去年より少し緊張した」という感想が聞かれました。今回の生徒会役員選挙が、選挙を身近に感じるきっかけとなることを願っています。
【生徒会役員選挙の結果】
選挙管理委員による開票の結果、新生徒会長となる皆川君をはじめとして、以下7名の立候補者全員が過半数以上の信任を得ました。おめでとうございます。
獅子奮迅の戦い!《中定体育大会》
10月18日(金)(17:35~)、中定体育大会を開催しました。学年ごとに4~6名の男女混合チームを組み、全9チームによる予選・順位別リーグ及び決勝トーナメント戦の形式で試合を行いました。競技種目はミニバレーのみで、本大会に向けて生徒は体育の授業・放課後練習においてレシーブやサーブの技術や、チームプレーの練習に取り組んでいました。
大会当日は、練習の成果が発揮され、どの試合も激しい攻防が続く拮抗した試合が繰り広げられました。手に汗握る展開の中、チームの垣根を超えた温かい声援が飛び交うような試合が多く見られ、親しい先輩や後輩が試合相手であっても正々堂々と戦いに挑む姿はとても素敵でした。勝利した際は全力で喜び、悔しい結果となった際には対戦相手のプレーを称える様子が印象深かったです。また、学年差を感じさせない戦いぶりからは、どのチームも優勝する可能性を秘めていたように思います。
試合後には、「他学年のサーブが強くて驚いた」「思っていたよりも沢山勝つことができて嬉しかった」「練習よりも上手くできて良かった」「今度は学年混合のチームで戦ってみたい」等の感想が聞かれました。また、オフィシャルとして集計や掲示作業などを務めてくれた生徒のお陰で、円滑な大会進行に繋がりました。
「勝利」という共通の目標に向けて果敢に挑み、一致団結したことで、クラス内や学年を超えた結びつきがより一層深まったようです。本大会を通して、身体を動かすことの楽しさや、仲間と協力する喜びを再確認することができたことでしょう。
《ICTを活用した数学の授業風景》
10月1日(火)の1校時の一年生の数学の授業において、渡島教育局から指導主事をお迎えして、数学の授業の授業研究を行いました。これは、数学の授業に関して、生徒にとって「わかりやすくて、楽しく学べる授業」を目指して、授業でICT(情報通信技術)を活用しながら、少しでも生徒の皆さんが、授業内容を理解できるようになるために研修を行いました。
授業後に、関係する先生方で研修(反省)を行いましたが、真っ先に、熱心に授業に取り組んでいる生徒たちへのお褒めの言葉でした。授業した先生からは、更に反省を活かして「分かりやすく、そして楽しい授業」になるように改善していきたいと意気込んでいましたので、今後の授業に乞うご期待です。
《渡島地区生活体験発表大会》実りある学校生活に向けて
9月13日(金)(18:10~)に、函館市芸術ホールで生活体験発表大会が行われました。本大会は、函館市内の3校の定時制高校に学ぶ生徒が、学校生活を通して感じたことや貴重な体験などについて全校生徒の前で発表し、後輩たちに感動と励ましを与えるものです。渡島地区では、函館中部高校3名・函館工業高校1名・函館商業高校2名、計6名の代表生徒が発表を行いました。
本校を代表する3名の生徒はこれまで何度も推敲や発表準備を重ねてきたため、大会当日は中定の代表として、堂々たる素晴らしい姿を見せていました。不安や緊張感を抱きながらも練習の成果を発揮し、立派に発表することができたのは、これまで積み重ねてきた努力の賜です。校内大会と比較して、一段と磨きがかかった発表に驚いたという声が多く上がりました。代表生徒の発表は、沢山の人に深い感銘を与えたことと思います。
観客席の生徒たちも、時折頷きながら力強い拍手を贈るなど、発表者への敬意が感じられる立派な傾聴態度でした。1~3年生の皆さんは、この機会に自らの学校生活を振り返り、今後に代表生徒として発表できるよう過ごしてほしいものです。
【大会概要】
令和6年度渡島地区高等学校定時制通信制生徒 生活体験発表大会
実施日:令和6年9月13日(金)18:10~
会 場:函館市芸術ホール
【結果】
工藤 遥空 君 「リフレーミング」 最優秀賞
佐藤 賢 君 「過去から抜け出す方法」 優 秀 賞
清野 瑞葵 さん 「人とは違う、人は違う」 優 秀 賞
最優秀賞を受賞した工藤君は、10月8日に札幌で開催される全道大会に出場します。
中定1年 夏期講習会開幕
7月22日(月)~26日(金)までの5日間、中定1年生の夏期講習会(生徒9名参加)が行われました。暑さに負けず、一生懸命学習に励む姿が見られました。今回の開設講座は数学基礎、数学受験、英語の3科目。学校で学んだことの復習から、大学受験や検定試験などにチャレンジできる基礎力を養成し、幅広い生徒たちのニーズに対応しています。この講習期間だけの学びではなく、家庭学習の習慣を身につける一助となってくれればと願っています。
《交通安全・防犯教室》安全意識を高め、日常生活に活かそう。
7月18日(木)(17:35~18:25)に、交通安全・防犯教室が行われました。本教室は、交通安全の未然防止に向けて自転車の安全運転における生徒の意識を高めたり、常に潜む危険を避け、犯罪から身を守るための具体的な方法について学んだりすることを目的としています。講師の方は、函館中央警察署より2名お招きし、交通安全及び防犯について講演して頂きました。
講演では、実際に起こった交通事故の凄惨さを感じると共に、一瞬にして命を失わないためにもヘルメットの着用や交通ルールを守ることの必要性を再確認していました。また、防犯については、不審者に手首を捕まれた場合や背後から襲われた場合を想定して、護身術を実践しました。生徒達は、慣れない動きに苦戦しながらも練習を繰り返し、術を体得していました。
講話終了後、生徒代表の生徒は、「帰宅時間が遅くて暗いため、自転車に乗る際の交通ル-ルや日常生活に潜む危険について、改めて強く意識することができた。何かあった時には、今日の講演を思い出し、安全を守りたい。」と感想を述べていました。また、反射板や防犯ブザーの購入を検討するといった声も上がっており、日頃の防犯対策を見直す良い機会となったようです。夏季休業中は、外出が増えることが考えられるため、どのように自分の身を守るべきかを考え、より一層安全意識を高めながら過ごしてくださいね。
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