学校生活

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避難所生活をイメージして考える(Do HUG) ~1日防災学校~


 11月22日(金)に大地震を想定した避難訓練を含めて、地域住民の方たちも一緒に参加して、災害時の対応について学ぶ「1日防災学校」を実施しました。
 これまでは生徒のみの大地震が発生して大津波警報が発せられた想定で、最上階への避難行動の訓練(避難訓練)を行ってきましたが、今年度は地震による避難訓練のあとに、地域住民にも参加してもらい、大地震の際の避難行動について共に考えて災害に備える機会として実施しました。事前に学校周辺の地域住民の方に協力を依頼をして、夜に避難する避難民として参加してもらい、一緒に防災について考えるいい機会としてもらいました。
 生徒たちが学校の玄関ホールに避難してきた20名ほどの地域住民の方たちを2階の避難所(体育館)まで誘導して、その後、防災に関する専門家 地域防災マネージャー(内閣府公認)の橋本様より、さまざまな災害時のようすや災害時の対応についてのご講演をしていただき、生徒たちも避難してきた町民の方たちと一緒に真剣に耳を傾けて聞いていました。
 そのあとは、生徒たちはグループに分かれて、「避難所運営ゲーム(Do HUG)」に取り組み、さまざまなケースを想定して避難所の運営者・避難する人の両方の立場で、頭を悩ませながら真剣に取り組んでいました。また、一部の町民の方たちも一緒に参加して、「避難所って大変だな、いろんな人が来るから」と言いながら一緒に取り組んでくれました。
 「災害は忘れた頃にやってくる」と言われますが、その際に慌てずにこの時間で学んだことを少しでも活かして行動できるようになってもらいたいと思います。