2025年1月29日(水)、昨年度実施のScience Challengeをパワーアップさせ、Science English Café in Hakodate兼 道南Teachers Meetingを開催しました。本校生徒をはじめ、函館西高校や遺愛女子高校の生徒や引率教員、ALT・北大留学生を含め総勢65名の参加がありました。
午前のプログラムはScience Challengeで、与えられた材料を駆使し、「動力を使って決められた距離に、いかに近づけられる車を製作できるか。」に挑戦しました。グループに分かれて英語でディスカッションしながら、試行錯誤の末、思い思いの車を製作しました。また、道南Teachers Meetingでは、参加校の探究活動やデータサイエンスの手法などについて話し合いがなされました。
午後のプログラムは、北海道大学大学院の繁富香織准教授をお招きし「ミクロな折り紙が命を救う」と題した講演から始まりました。講演では、Science Challengeの取組について、先生の経験を交えながら、発表を行う際のポイントや意識したいことをご指導いただくとともに、既にある常識的なものを組み合わせて新しいアイデアを作り出すことの大切さから、折り紙パターンの工業応用やステントへの応用などについてまで、興味深い内容の講演をいただきました。講演後は、ポスター発表を行い、英語や日本語で日頃の探究活動の成果を発表し合いました。
【生徒の感想より】
・留学生や他校の生徒と交流し、一緒の活動をしたり研究発表したりする貴重な機会となりました。今後の探究活動にも生かし、将来につなげていきたいと感じました。
・とても楽しかったです。他の班の発表を聞いて、質問ができ、さらに深い理解につながることがありました。
・Science Challenge ではヒントが何もない中、短時間で試行錯誤して互いに協力をすることにより会話も自然と多くなっていると感じました。学校の授業以外で同世代
と英語で交流することがないので、とても新鮮で楽しく学べました。また、ALTの先生方ともたくさん話すことができ、ネイティブの雰囲気も味わうことができ、本当
に勉強になりました。英語を学びコミュニケーションをとる楽しさを広めていきたいと思いました。
・さまざまなグループの研究について知ることができただけでなく、ALTや留学生と会話できたことでネイティブな英語などにも触れられ、とても充実した時間を過ごす
ことができたと思います。
・様々な研究を聴き、見聞をより広め、自分とは異なった考え方や視点について、今回の活動を通して深く知ることができました。また、どうすればより良い研究にでき
るかなど、講演などを通し、学ぶことができたと思います。