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令和6年度卒業式
3月1日卒業式を挙行いたしました。
本日は、気温も10度と大変暖かく外で保護者と写真を撮影する姿が多く見られました。
195名が函館中部高校を旅立ちました。
最近は前期の合格発表前でドキドキしていたかと思いますが、今日ばかりは卒業式に集中していたように思います。
先生たちも、保護者のみなさんも卒業生のみんなを応援しています。ガンバレ!函中生!
これからは同窓生として、中部高校を見守っていただけると嬉しいです。
SS特講Ⅱ 探究チャレンジ・アジアでゼロカーボン探究賞を受賞
北海道教育委員会主催「探究チャレンジ・アジア」に、SS特講Ⅱを受講している2班の生徒たちが出場してきました。そのうち、「生ゴミの肥料化による自治体の経済負担」について発表してきた班が「ゼロカーボン探究賞」を受賞しました。
2学年_保護者懇談会
2月6日(木)に2学年の保護者懇談会を実施しました。
あいにくの天候でしたが多くの保護者の方に参加していただきました。誠にありがとうございました。
今回の懇談会では3年生への進級を目の前にして、保護者の方々に知っておいて欲しい内容を主に話をさせていただきました。
子どもたちはこれから受験生として自覚していくこととなるでしょう。
ガンバレ、函中生!!頑張ろう、函中生!!
SSH大沼環境調査ポスター発表会(1学年)
2025年1月30日にSSH大沼環境調査ポスター発表会が行なわれました。1年生がSS研究基礎の授業で行なってきた研究活動をポスター形式にまとめ、41テーマの発表がありました。研究テーマは7分野に分かれており、観光、行政、水質調査,プランクトン、マイクロプラスチック、ゼオライト、微生物電池について、生徒自らリサーチクエスチョンを立てて、サンプルやデータを収集し、実験等の調査研究を行なって結果をまとめ、ポスターを作成しました。生徒同士や大学の先生からの厳しい質問に悪戦苦闘しながらも、堂々と発表している姿が多く見られました。お忙しい中、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
【研究テーマ例】
○テキストマイニングにおける大沼のホテルでの年代別及び旅行形態別の求める要素の違い
○北斗市財政と函館市財政における福祉関連予算の比較
○北海道森町町長が考える重要施策の推移
○大沼公園域の湖沼及び五稜郭公園外堀における水質の違いと松かさ・へちま等を用いた水質改善の検討
○亀田川の3地点の土壌に含まれるマイクロプラスチック量の比較
○富栄養化水で育てた植物の成長とアオコ毒が与える影響
○草食ミジンコによるアオコ除去と水質改善
○軽石のゼオライト化におけるアルカリ処理の加熱時間とアンモニア吸着性との関係性
○焼却飛灰を用いたゼオライトの生成による廃棄物の再資源化
○灰の比率がマッドワッドの効率に与える影響 ~電圧と電流の測定による検討~
【生徒からのリフレクション】
○実験の仮説、実験の結果から考えられることを班員で議論できた。
○当たり前だと思っていたことに疑問を持ち、理由も含め、こうではないかと考察することが出来るようになり成長したなと感じた。
○質問された時に、質問した人がわかりやすいようにうまく専門用語の説明もしながら返答できた。
○実験が上手くいかなかったとき、どうして上手くいかなかったのか、どうすればスムーズに実験ができるのか考え行動に移すことが出来た。
○ポスターを作成するにあたって、頂いたアドバイスを自分の中で噛み砕いて理論性や分析的な視点を持って理解し、それを生かしたことによって、より良いポスター又は発表ができた。
○結果についてお互いの考えを盛んに交流し、より良い考察ができるようにたくさんコミュニケーションを取ることができた。また質疑応答の際に相手の質問の意図を汲み取って適切に返答できた。
○2種類の似た検定を用いたために、有意差があったときに、どこに有意差があったのか、気を付けて考えなければならなかった。この際に、論理的に段取り立てて思考することを頑張った。
Science English Cafe in Hakodate 2024 兼 道南 Tea...
2025年1月29日(水)、昨年度実施のScience Challengeをパワーアップさせ、Science English Café in Hakodate兼 道南Teachers Meetingを開催しました。本校生徒をはじめ、函館西高校や遺愛女子高校の生徒や引率教員、ALT・北大留学生を含め総勢65名の参加がありました。
午前のプログラムはScience Challengeで、与えられた材料を駆使し、「動力を使って決められた距離に、いかに近づけられる車を製作できるか。」に挑戦しました。グループに分かれて英語でディスカッションしながら、試行錯誤の末、思い思いの車を製作しました。また、道南Teachers Meetingでは、参加校の探究活動やデータサイエンスの手法などについて話し合いがなされました。
午後のプログラムは、北海道大学大学院の繁富香織准教授をお招きし「ミクロな折り紙が命を救う」と題した講演から始まりました。講演では、Science Challengeの取組について、先生の経験を交えながら、発表を行う際のポイントや意識したいことをご指導いただくとともに、既にある常識的なものを組み合わせて新しいアイデアを作り出すことの大切さから、折り紙パターンの工業応用やステントへの応用などについてまで、興味深い内容の講演をいただきました。講演後は、ポスター発表を行い、英語や日本語で日頃の探究活動の成果を発表し合いました。
【生徒の感想より】
・留学生や他校の生徒と交流し、一緒の活動をしたり研究発表したりする貴重な機会となりました。今後の探究活動にも生かし、将来につなげていきたいと感じました。
・とても楽しかったです。他の班の発表を聞いて、質問ができ、さらに深い理解につながることがありました。
・Science Challenge ではヒントが何もない中、短時間で試行錯誤して互いに協力をすることにより会話も自然と多くなっていると感じました。学校の授業以外で同世代
と英語で交流することがないので、とても新鮮で楽しく学べました。また、ALTの先生方ともたくさん話すことができ、ネイティブの雰囲気も味わうことができ、本当
に勉強になりました。英語を学びコミュニケーションをとる楽しさを広めていきたいと思いました。
・さまざまなグループの研究について知ることができただけでなく、ALTや留学生と会話できたことでネイティブな英語などにも触れられ、とても充実した時間を過ごす
ことができたと思います。
・様々な研究を聴き、見聞をより広め、自分とは異なった考え方や視点について、今回の活動を通して深く知ることができました。また、どうすればより良い研究にでき
るかなど、講演などを通し、学ぶことができたと思います。